キャンドルや暖炉の灯りのゆらぎはいつまでも見飽きることがない。それは小川のせせらぎやさざ波の音など自然界に存在する癒しの「ゆらぎ」と人間の生態リズムとが同調するからだそうである。ロウソクは古代エジプトではミイラ制作などにも使われていたらしい。西欧では19世紀になるとガス燈の登場で瞬く間に廃れていったようだが、最近ではその癒し効果でセラピーやヨガ、ヒーリングなどで積極的に取り入れられているみたいである。キャンドルを灯しながらmake a wish(お願い事して!)すると願い事がひとつ叶うといわれる。昭和34年、紀伊半島を直撃した伊勢湾台風で悲惨なロウソク生活を余儀なくさせられたが、反面、その灯りに醸し出される幻影に妙にウキウキしていたもうひとりの自分も確かにいたような記憶もある・・・不謹慎ではあったが。
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プロフィール 乃村 豊和 [Nomura Toyokazu]
画家。(社) 春陽会正会員。日本芸術協会審査顧問。レザン乃会主宰。1949年愛知県出身。人物画を中心に多彩なジャンルで油彩水彩・デッサン・墨画などの個展多数。1998年ロサンゼルスに家族と移住以来、年数度、日米間を往復しながら制作活動中。
nomuraart0008@hotmail.co.jp |
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