LA一のグッドディール
「毎日が食材、客、自分への挑戦だよ。高級な食材や新しいフレーバーを経験して帰って欲しいからね」。2年ぶりに会ったセンテノ氏は生き生きと饒舌である。高級フレンチを探究してきた末辿り着いたのが、肩のこらない、懐が痛まないファインダイニングだった。30ドルで3コース・・・。決して簡単ではないが、明確なコンセプトを得て、今の彼は充実感に満ちている。
代表作、イエローテールの刺身はカリカリのベーコンとレモン、そして塩昆布を合わせた。「ほかの国では当たり前に食べているようなものをどんどん紹介していきたい。アメリカ人はもっといろんな味を体験しなきゃ」と意欲満々。火曜日限定のメニューは“タコ”ならぬ“バコ”。「僕が作った言葉なんだけど、手によりをかけた特製のタコスさ。ポーク、トーフ、フィッシュ・・・。それぞれにぴったり合うワインも選んであげるよ」。ワインリストも分かりやすいように、“さっぱり” “香りがよい”“クセの強い”など飲んだ時の印象でカテゴライズされている。ビールと料理のペアリングもするというから驚き。
「オーパスには3つの楽しみ方があるんだ。完璧なコースメニュー、アラカルト、そしてバー」。センテノ氏自身が納得した食材とワインにビール。そこに彼の創造力と手腕、インスピレーションを加えたものだから、どれも自信を持っておすすめできそうだ。
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