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「暮らしのなかの内側から見た現代の東京サウンド」

Cornelius “Sensuos” (Everloving)

遮音性の高いカナル式ヘッドフォンを両耳にスポッと装着。スニーカーをサクッと履いて夏間近のうららかな気候のなか、東京の街へブラッと散歩に繰り出す。近所の公園のベンチにフワッと腰掛ける。意外にたくさんの緑、草木。大きな木々の間からそびえ立つ、映画「ブレードランナー」の世界なんかとっくに超越した近未来的なビル群。外の世界のオトをキレイに遮断したヘッドフォンからアナタのアタマのなかに届いているのは、このコーネリアスのニューアルバム。


世界的に評価の高い小山田圭吾ことコーネリアスの5年ぶりのアルバムがアメリカでもやっとリリース。もしかしたら海外での東京のイメージは「金属的でビッチリと音の詰まった高速エレクトロニカミュージック」かもしれませんが、コーネリアスが世界に向けて発信する東京のサウンドは「オーガニックとエレクトロニックがお互いにスキマを大切にしあっている暮らしの日常的テンポを大切にしたサウンド」。

外側から見た現在の東京の姿もソレはソレでステキですが、内側から見た姿は・・・実はこんな感じなのかも。
 
Cornelius
“Sensuos”
(Everloving)
http://www.cornelius-sound.com

「純粋な愛がつまったトリビュート盤」

Various Artists “A Tribute to Joni Mitchell” (Nonesuch)

ロックの殿堂プリンス、アイスランドの歌姫ビヨーク、ブラジルの生きた伝説カエターノ・ヴェローソ、ジャズの新鋭ブラッド・メルドー、そしてフォークの偉人ジェームズ・テイラー。一見、何のつながりもないこのミュージシャンたちですが、彼らが揃って愛してやまないのが女性シンガーソングライターの先駆けともいえるジョニ・ミッチェル。彼女の織りなす色彩豊かな音楽への純粋な愛が詰まりまくったトリビュートアルバムです。

Various Artists
“A Tribute to Joni Mitchell”
(Nonesuch)
http://jonimitchell.com

「アメリカのロックの良心、安泰」

Maroon 5 “It Won't Be Soon Before Long” (Octone Records)


エミネム、グウェン・ステファニ、ビヨーク、マドンナを手がけたプロデューサー陣を起用した最新作、と聞いて「アメリカのロックの良心、マルーン5はドコへ行ってしまうのか?」と一瞬心配になりましたが、一聴してまったくの杞憂であると確信。彼らの楽曲の芯の強さや揺らぎない演奏力は、誰にプロデュースされようとやっぱりマルーン5。アメリカのロックの良心、ここに安泰。前作を超えるロングセールスを記録することは必至!

Maroon 5
“It Won't Be Soon Before Long”
(Octone Records)
http://www.maroon5.com

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