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権力に手を伸ばす29人
葡萄酒か、さもなくば銃弾を
元NHK特派員で作家の手嶋龍一氏による、冷戦から現在に至る世界の外交に関わってきた29人の人物ルポルタージュ。本書は数々の現代史の現場に立ち会ってきた著者が、取材で知り得たことをみだりに口に出してはいけないという自制心と、それを後世に伝えるべきという使命感から生まれた。オバマ、ヒラリー、福田、小沢などの政治家評も鋭く、今まさに読むべき本だろう。
手嶋龍一 著
講談社 刊
1,700円
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米原万里ラストエッセイ
心臓に毛が生えている理由
2年前に他界したロシア語通訳家、作家の米原万里さん最後のエッセイ集。人間の営みすべてが歴史的、文化的につながっていることをウィットとユーモアと毒舌で綴っており、多民族、多文化のアメリカで暮らす我々にとっても実感、共感することが多く、笑いながら考えさせられる本である。そして改めて著者が50代半ばで逝ってしまったことが惜しまれる。
米原万里 著
角川学芸出版 刊
1,600円
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