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伝説のソウルシンガーのニューアルバムでアル

Al Green “Lay It Down” (Blue Note)

 60年代から70年代にかけて、黄金期を築いた伝説的ソウルシンガーたちが次々と他界していくなか「オレはまだまだ現役でアル」と新作を届けてくれたアル・グリーン。「レッツ・ステイ・トゥゲザー」などの不朽の名曲を持つアル、ここ近年はゴスペルミュージックに専念していたのが、前作からソウルミュージックのフロントラインに完全復帰。このニューアルバムでは、実力派ヒップホップ集団であるザ・ルーツのクエストラヴや、エリカ・バドゥやコモンなどを手掛けるジェームズ・ポイザーをプロデューサーに迎えています。

 「ボクもワタシもアルと一緒に歌いたいのでアル」とばかりにゲスト陣も超豪華。ジョン・レジェンド、コリーヌ・ベイリー・レイ、アンソニー・ハミルトンなどがヴォーカルで参加。「アルの声に心から魅了されたの。とっても個性的で...そして流れるようで」(コリーヌ・ベイリー・レイ)、「アルを好きなのは、聴いていて気持ちよくなれるから」(アンソニー・ハミルトン)...さすがトップシンガーたち、アルの本質をキッチリとらえています。

Al Green
“Lay It Down”
(Blue Note)
http://www.algreenmusic.com/

ウィーザーの新作は、またしても「ウィーザー」

Weezer “Weezer” (Geffin)

 デビュー当時、パワーポップの旗手として騒がれたのも今や昔。ウィーザーは今やアメリカのロック界の重鎮として、その存在感を放ち続けています・・・しかも毎回毎回アルバムタイトルは同じ「ウィーザー」で・・・(今回は通称「レッドアルバム」)
 フロントマンであるリヴァース・クオモが日本人女性と結婚したせいか、なんと日本版にはボーナストラックとしてBoAのカヴァー「メリクリ」が収録。この脱力感もまたウィーザーならでは。

Weezer
“Weezer”
(Geffin)
http://www.weezer.com/

イマイチ認知度の低いブラジル音楽の巨人。

Marcos Valle “Essensial” (EMI)

 アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、セルジオ・メンデスといったブラジル音楽を世界に広めたアーティストのなかでも、なぜか一般的にイマイチ認知度の低いギタリスト、マルコス・ヴァーリ。ジャズやロックやファンクなどといったさまざまなジャンルとのクロスオーヴァーを試みた彼の功績は、実は計り知れないハズ。ヴァーリの創り出す独特なグルーヴ感は、クラブ系アーティストたちからも絶大な支持を得ています。

Marcos Valle
“Essensial”
(EMI)
http://cliquemusic.uol.com.br

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