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2016年09月07日
東京オリンピックに思うこと…
?「あべマリオ」とずぶ濡れ和服姿の小池新都知事・五輪旗の引き継ぎ(フラッグハンドオーバーセレモニーと呼ぶらしい)をもって、リオ・オリンピックは終わった。メダル獲得至上主義は否定すべきと思っていても、毎日報じられるニッポン選手のメダル獲得ニュースはやっぱり気持ちを浮きだたせ、日々をハッピーにしてくれた。 ?個人的には、今回ほどデジタル時代の恩恵をたっぷり受けた五輪はない。iPadにNBCスポーツのアプリをダウンロードして、毎日、試合をライブ観戦することができた。しかも観戦は無料。見たい試合―たとえば日本代表の体操はもちろん、水泳、テニス、レスリング、卓球、バドミントン等々―をすべてライブ観戦することができた。4年前の五輪ではアメリカ選手の活躍が予想できる競技の試合しか見ることができないため、かなりストレスだったけど。 ?いよいよ次は東京五輪である。準備も本格化してくるだろう。気になるのは、その経済効果。平たくいえば、「オリンピックは儲かるか」というハナシ。日銀は、訪日観光需要の増加と建設投資の増加という2本柱でプラスの経済効果が見込めるとのリポートを公開している。不可抗力の自然災害や福島の原発事故にまつわる新たな問題点などが見つかったりしなければ、観光需要の方は「2020年限定」になったとしても、増加はほぼ間違いなく見込めるとは思う。建設投資の方も、1550億円を上限とするスタジアムを筆頭に、選手村やそのほかの競技施設、民間宿泊施設、旅館やホテルの開業やの改修、築地に引き続き、品川や銀座などの再開発も行われる見込み。実現するかどうか未定ではあるが、臨海部のカジノ計画や羽田-成田の直結線開通なども検討されている。 ?もちろんデメリットも少なくない。コソ泥レベルならまだしも、テロリストのターゲットにされやすくなるという最高度の危険レベルも覚悟しなければならない。また成長は開催地へ集中し、地方との格差ばかりがますます広がる可能性もある。経済効果をどうやって地方まで波及するかは大きな課題となるだろう。その解決策の1つがブランドイメージ向上戦略、言い換えればさらなるメイド・イン・ジャパンの(もちろんいい意味での)知名度アップということかもしれない。 ?東京五輪の成功を考えるなら「五輪終了後の緻密な計画」が成否を決めるのだと、認識することがなにより肝要。わかりやすいところでいえば、観光客。何万人もの観光客がオリンピックを観るためにやってくるだろうが、翌年以降は、訪問者の流入は容赦なく減少する。その時、新しく建てられた宿泊施設はすべてやっていけるのか。またスポーツ施設も同様。事実上放棄されれば、ただ負債のみが残ってしまうし、五輪中に増やした雇用も、その後を考慮しておかないと失業率ばかりが一気に上がってしまうだろう。こうした計算不足もしくは計算違いによって、痛い目にあっている「五輪開催都市」は少なくない。つまりオリンピックは必ずしも経済を加速させる魔法ではないということだ。 ?もう1つ。漠然とした懸念がある。プレッシャーを与えるつもりは毛頭ないが、日本という「ホーム」で戦うことになる日本のアスリートたちは、多分、今回のオリンピック以上に活躍してくれるのではないかと思う。もちろん国民は熱狂するに違いない。そこに生まれる「国威高揚効果」がちょっとだけコワイ気がするのは私だけだろうか。1964年の東京五輪は、戦後の虚脱と怒り、復興への情熱とオリンピックが生み出す高揚感が、右肩上がりの成長の起爆剤となった。しかし2020年の国威高揚は、どこへ向かうのか。きなくさいアジア周辺諸国や世界情勢を鑑みた時、「杞憂ならいいけれど‥」と心配性の私は思ってしまうのである。


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