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2014年10月13日
日本にもアメリカにも、 飢えた子供達が増えている
■NHK「クローズアップ現代」で「おなかいっぱい食べたい」という番組を見た。本当に日本の話なのか。「夏休みが終わる頃、体重が減る子どもがいる」と学校の教育現場から声が上がり、「1日1食しか食べていない」と12歳の少女は話し「家でお代わり?したことない」と14歳の少年はいう。日本の格差社会も、ついにここまできている。

■アメリカの飢餓が浮き彫りになったのは数年前。今年8月、その実態が数字で示された。調査したのは食料支援NPO「フィーディング・アメリカ」。食料支援プログラム利用者の実態を「ハンガー・イン・アメリカ2014」として発表した。衝撃的だったのは、食糧支援を受ける人々の29%が18歳未満だったこと。そして40.8%が高校卒業以上の学位を持ち、成人の5分の1が大学に通った経験を持っていたこと。その43%が白人で、次が26%のアフリカ系アメリカ人、20%のラテン系アメリカ人だったこと。

■現在、アメリカでは4900万人が、フードバンクに頼って暮らしている。内訳を見ると子供が1200万人、高齢者700万人、そのほかワーキングプアや兵士の家族、失業者、大卒の若者など。受給者は年齢、学歴、人種は無関係に多岐にわたり、しかも着実に増え続けている。戦中・戦後の食糧難の時代や途上国との最大の違いは「食料がないのではなく買うお金がない」という点だ。米国の公的機関では「飢え=hunger」という言葉を避け、「食料不足=foodinsecurity」という言葉を使う傾向にある。「飢え」は食料そのものが不足している印象だが、「食料不足」は貧困などの理由で十分な食事ができないことをイメージできるからだそうだ。でも、そんなことはどっちでもいい。約7人に1人が食べることに困り、食事の援助を受けているのが今のアメリカなのだ。

■現代の「飢餓」は非常にわかりにくい。従来の貧困とはその様相が大きく違う。ちゃんと働いているが収入が極端に少ないのだ。家賃と光熱費、仕事に必要な携帯や衣服などに収入は消え、食べ物にしわ寄せがいく。衣類は不用品セールや安売り店で買い、支援施設に住んでいても追いつかない。補助的栄養支援プログラムSNAPで毎月325ドルを受給し、子どもに食べさせる。ファストフードなら食べられる。しかし新鮮な野菜や果物は難しい。米国の新たな飢餓の現実だ。

■ アメリカばかりではない。ロンドンでも同様、深刻な飢餓・栄養失調状態にある子供の数が急増している。子供へ慈善給食を行っているキッズ・カンパニーは、週に2000食を子供たちに提供しているが、その数はこの10年で実に5倍に増えた。しかもそのうちの85%の子供はその慈善給食が1日の唯一の食事。栄養失調で永久歯が抜け落ちてしまう子どももいる。ロンドンではあちこちにカウンシルフラットと呼ばれる公営住宅があり、イギリス国籍さえあれば、家賃を払えない低所得者は優先的に居住が認められている。だからここでも、一見、貧困層には見えない家族が多い。

■貧困対策は過去、衣食住が満たされない絶対的貧困層を前提に語られてきた。しかし実際に増えているのは相対的貧困層。「働いているのに貧困に陥るのは個人の問題。子どもの貧困は親の責任で、親が解決すべき。公的に支援する必要があるのか」という声が大きい中で、子供たちは空腹とともに慢性ストレスや記憶障害、不眠症や睡眠時無呼吸といった障害も抱えはじめた。さらに薬物依存や薬物乱用問題を抱える危険性も高くなっている。

■日本で給食費滞納の子どもに給食を食べさせなかった教師がいたと問題になったが、一方で、給食の無料化に踏み切った自治体もあるらしい。親も子どもも助かり、現場の教師も心の重荷を一つおろせた。ただ一方で財源の問題もある。毎年、食料を年13兆円分捨てている人口3億人のアメリカと、11兆円分捨てる人口1億人の日本。子供たちがお腹いっぱいに食べるために今、私に何が出来るかを考えている。


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