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文: アポ&イニゲンバーグ

「DUI」って何?

DUIとはDriving under Influenceの略で、飲酒あるいは薬物摂取下で運転することを指します。DUIは交通違反ではなく犯罪として取り扱われます。

Question

 DUIで逮捕されました。2件の罪状で起訴されていますが、どうしてですか?

Answer

 DUIは2つの違反行為が関ります。1つは、飲酒あるいは酒気帯び状態で運転していたこと。この時、血中アルコールの検出は必要とされず、飲酒により運転能力が低下しているという判断で充分です。もう1つは血中アルコールが規定以上検出された場合です。そのため、2つの罪状で起訴されることもありますが、通常判決や罰則は1つとして課せられます。

Question

 DUIは民事処分も受けると聞いたことがありますが、これはどういうことですか?

Answer

 DUIは刑事事件として裁判所で裁かれるとともに、運転免許の取消しや停止を対象としたDMVによる民事手続きが行われます。

Question
 DUIの疑いで警察に止められました。呼気テストで血中アルコール度が0.08%であるといわれました。法定値は何パーセントですか?
Answer

 カリフォルニアでは血中アルコール度に2つの法定値を設けています。1つは運転能力に影響をおよぼすと推定される推定値で、0.08%です。
 しかし、飲酒後の運転はすでに違反行為にあたりますので、運転能力の低下に関らず血中アルコールが検出されればDUIに該当します。刑事起訴のための絶対値は21才以上、0.08%、21才未満、0.05%、職業ドライバーで、0.04%となります。民事処分の基準は、21歳以上は0.08%、21才未満は0.01%、職業ドライバーは0.08%とされています。

Question

 呼気テストを拒否するとどうなりますか?

Answer

 有罪判決を受けた場合の刑罰が重いものになります。血中アルコールの有無に関らず、飲酒により運転能力が劣ったことが証明されるとDUIとなりますので、裁判では、呼気テストを拒否したことがすでに飲酒を認めていると見なされ、有罪判決を受けると起訴状通りの刑罰を受けることになります。その場合、執行猶予もなく、服役期間も長くなります。仮に、有罪とならなかったとしても、DMVより民事処分を受け、運転免許が取消されることも考えられます。

Question

 テストにはどんなものがありますか?テストを選択することはできますか?

Answer

 呼気、血液、尿テストがあります。通常、呼気あるいは血液テストを行い、薬物使用の疑いがある場合に尿テストを行います。どちらのテストを受けるか選択できますが、血液テストの方が正確な数値を得られますので、飲酒運転でないという自信がある場合には、血液テストを受けた方がいいかもしれません。また現場で行われる指で鼻を指したり、アルファベットを逆から言うなどの動作テストは法的に強制されるものではありません。

Question

 DUIで車を止められた際その現場で運転免許を取り上げられました。これは合法ですか?

Answer

 血中アルコール濃度が絶対値を越えていたり、呼気テストを拒否した場合、運転免許は没収されます。DMVは、30日間有効の免許と処分に関する通知を発送し、取消しや停止の処分決定を30日以内に行います。逮捕後10日以内にDMVに申し出ることで、公聴会の開催や一時免許の期間を延長希望をすることができます。

Question

 DUIで逮捕されました。考えられる刑罰は何ですか?

Answer

 初回で執行猶予がついた場合、最長48時間の服役、3か月間の制限付き免許の発行あるいは6か月の免許停止、執行猶予なしの場合、最低96時間最長6か月の服役、6か月の免許停止が考えられます。どちらの場合にも390ドルから千ドルのDUI罰金が課せられるほか、スピード違反など他の違反があった場合にはその分の罰金、DUIスクールへの参加が義務付けられています。2回目になると刑罰が重くなると同時に車輌の押収もあり得ます。尚、飲酒運転により第三者に怪我を負わせたり、死亡させると重罪(Felony)DUIとなり刑罰はさらに重くなります。

Question

 弁護士を雇う必要がありますか?

Answer

 DUIは刑事事件であり罰金だけですむ交通違反とは異なります。裁判で有利な状況説明をし、刑の軽減や取り下げの交渉を行い、検察側と折衝するには専門弁護士の力が必要でしょう。弁護士を雇うには当然費用がかかりますが、それに見合う結果が得られると思われます。

Question

 DUIはビザステータスに問題が生じますか?

Answer

 ビザや永住権の申請書には逮捕歴や有罪歴の有無を問う質問があり、正直に回答しなければなりません。単なるDUIであればビザが却下されたり、送還の対象にはなりませんが、凶悪な犯罪が関ったりするとその可能性もあり得ます。現在大使館、領事館ではビザ申請時にDUIも含めた犯罪歴が発覚した場合アメリカ国内のデータベースと照合し、セキュリティーチェックを行っていますので、ビザが発行されるまで1か月ほど時間がかかるという事態になっています。

以上は一般理論に基づくもので、個々のケースに対する法律アドバイスを目的としたものではありません。

アポ&イニゲンバーグ法律事務所
(Apo & Eenigenburg)
1925 Century Park East 5th Floor
Los Angeles
Tel: (310) 229-9296

 

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